続伸、出口戦略も含め来月のOPEC総会に期待=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物12月限(WTI)(終値)
1バレル=52.47(+0.57 +1.10%)
ブレント先物12月限(ICE) 58.33(+0.96 +1.67%)

 ニューヨーク原油の期近は小幅続伸。終値の前営業日比は、期近2限月が0.57~0.59ドル高。サウジアラビアのファリハ・エネルギー産業鉱物資源相が、協調減産終了後の出口戦略を協議していると語ったことが相場を押し上げた。増産阻止が念頭に置かれている。米週間石油在庫統計で、原油在庫の減少が続くと見通されていることや、イラク北部のクルド自治区を巡る緊迫感も支援要因。ただ、イラク北部からのパイプラインによる輸出は日量30万バレルに回復したと伝わっている。

 時間外取引で11月限は51.55ドルまで軟化。通常取引開始を控えて前日比プラス圏を回復した後、通常取引開始後に再びマイナス圏へと弱含む場面があったが押し目が拾われた。

                         (minkabu PRESS編集部) 

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