小幅続伸、JMMCの声明文を材料視=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物12月限(WTI)(終値)
1バレル=51.90(+0.06 +0.12%)
ブレント先物12月限(ICE) 57.37(-0.38 -0.66%)

 ニューヨーク原油の期近は小幅続伸。終値の前営業日比は、期近2限月が0.04~0.06ドル高。週末に行われた石油輸出国機構(OPEC)加盟国と非加盟国の共同閣僚監視委員会(JMMC)で、需給の均衡化のための選択肢は全て開かれているとされたことで買いが優勢だったものの、協調減産の効果に懐疑的な見方は根強く、上値は重かった。国際エネルギー機関(IEA)やOPECが見通すように需要が拡大してくるのか見極めようとする雰囲気もあった。

 時間外取引で12月限は52.30ドルまで上昇したが、これまでと同様に52ドルを上回る水準は重く、小幅にマイナス転換する場面があった。通常取引開始後も52ドルを超えて上値を伸ばそうとする動きはあったものの、上値は伸びず。51.68ドルまで軟化しつつも、小幅に上げて引けた。

                         (minkabu PRESS編集部) 

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