続伸、IEAやOPECの月報を引き続き材料視=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物10月限(WTI)(終値)
1バレル=49.89(+0.59 +1.20%)
ブレント先物11月限(ICE) 55.47(+0.31 +0.56%)

 ニューヨーク原油の期近は続伸。終値の前営業日比は、期近2限月が0.59~0.60ドル高。今週発表された月報で、石油輸出国機構(OPEC)や国際エネルギー機関(IEA)が需要見通しを上方修正したことが引き続き相場を押し上げた。

 期近10月限は時間外取引から堅調に推移。通常取引開始後に一段高となると、50.50ドルまで上げ幅を拡大し、期近つなぎ足で5月25日以来の高値をつけた。4月12日以降や、2月23日以降の下降トレンドラインを上抜いたうえ、50ドルの節目を突破したことで上昇にはずみがついた。ただ、50ドルを上回る水準での抵抗感は強く、高値から押し戻されて引けた。

                               (みんかぶ) 

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