ドル円、先週末の下落は一服も戻りは限定的＝ロンドン為替

　ドル円は110円台半ばでの推移。先週末は米雇用者数の伸びが予想を大幅に下回ったことを受けて売りが殺到した。111.50近辺から110.50割れへと下落して週末を迎えた。

　週明けにはロンドンのテロ事件や、中東の政情不安などを受けて110.26レベルまで下押しされたが、東京市場では次第に下げ渋った。東京午後には110.73レベルの高値をつけている。

　その後のロンドン市場では東京市場からのレンジ内での揉み合いが続いている。欧州株は英国も含めて軟調に推移しており、NY原油先物は時間外取引での上昇を消す動き。全般にリスク回避ムードが広がっているが、ドル円相場は反応薄となっている。

USD/JPY　110.62 

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