アジア株 やや売られる、地政学リスクで利益確定誘う

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
東京時間18:25現在
香港ハンセン指数   25862.99(-61.06 -0.24%)
中国上海総合指数  3091.66(-13.88 -0.45%)
台湾加権指数     10226.84(+68.69 +0.68%)
韓国総合株価指数  2368.62(-3.10 -0.13%)
豪ASX200指数    5754.87(-33.25 -0.57%)
インドSENSEX30種  31313.78(+40.49 +0.13%)

 5日のアジア株は、やや売られている。英国でのテロ事件や、中東でのカタールに対する国交断絶など地政学リスクが不安材料となっている。これまでの相場への利益確定売りを誘う状況に。
   
 上海総合指数は反落。銀行大手の中国工商銀行、石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)、石油大手の中国石油化工(シノペック)、自動車メーカーの上海汽車集団、車両メーカーの中国中車が売られた。
   
 香港ハンセン指数は反落。高寄り後に利益確定の売りに押されて下げに転じた。世界的金融グループのHSBCホールディングス、保険会社のAIAグループ、電力会社のCLPホールディングス、カジノ・リゾート経営のサンズ・チャイナ、携帯電話サービスのチャイナ・モバイルが売られた。
   
 豪ASX200指数は反落。金融、素材、公益事業を中心に下落した。銀行大手のウエストパック銀行、オーストラリア・コモンウエルス銀行、鉱山会社のBHPビリトン、建設資材メーカーのジェームス・ハーディ・インダストリーズ、天然ガス輸送パイプライン運営会社のAPAグループが売られた。
 

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