反落、需給均衡に対する懐疑的見方で=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
 NY原油先物7月限(WTI)(終値)                                               
 1バレル=47.66(-0.70 -1.45%)                                              
 ブレント先物7月限(ICE) 50.11(-0.52 -1.03%)                                

 ニューヨーク原油は反落。米国でのシェールオイルの増産やリビアのリビアの原油増産で需給均衡期待に対する懐疑的な見方が強く売り先行となった。米トランプ大統領が地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」から離脱を表明し、米国のシェールオイルの増産体制は続くとのシナリオで時間外取引から軟調に推移した。通常取引に入ってからは、5月の米雇用統計が弱気の内容になったことでドル安が進行したことが支援材料となり、下げ幅を縮小した。

 石油製品は、ヒーティングオイルは下落。原油安につれ安となり、ガソリン中心に軟調に推移。                 

(みんかぶ)
 

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