【北欧通貨】先週後半はドル高クローナ安=スウェーデンクローナ

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
【北欧通貨】先週後半はドル高クローナ安=スウェーデンクローナ

 今月半ばまでドル安クローナ高が目立った後、一転してクローナ売りの動きが優勢となっている。先週末は節目の1ドル=10.50クローナを超えて10.54前後まで上昇した。
 14日のスウェーデン消費者物価指数の強い伸びから、同国の積極利上げ継続姿勢が強まっているが、米国の利上げ継続期待に対して、景気鈍化懸念が強いスウェーデンの利上げが続かないとの思惑などがクローナ売りとなっている。

 対円では先週日銀後の円高に1クローナ=13円20銭前後から、節目の13円を割り込んで売りが入り、12円53銭台と、9月につけた安値を割り込み3月以来のクローナ安円高となった。その後ドル円の上昇もあって12円77銭前後まで買い戻しが入っていたが、対ドルでのクローナ安もあり、週明け12円56銭台を付けている。

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