続伸、米ファースト・リパブリック銀行の救済を期待＝ＮＹ原油概況

NY原油先物6月限（WTI）（終値）
1バレル＝76.78（+2.02　+2.70%）

　ニューヨーク原油の期近は続伸。終値の前営業日比（速報値）は期近２限月は２．０２～２．０３ドル高。その他の限月は１．１０～２．０１ドル高。

　預金が流出し金融システム不安を高めている米ファースト・リパブリック銀行について、米連邦預金保険公社（ＦＤＩＣ）の管理下に置かれるとの観測が高まったことから、事態の沈静化が期待された。３月の米ＰＣＥコアデフレータの伸びは高止まりしたが、特に材料視されず。

　時間外取引で６月限は前日終値を挟んで上下。ただ、通常取引が始まると買い戻しが優勢となり、７６．９２ドルまで上げた。


MINKABU PRESS

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