−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 プラチナ (24/ 1) 905.7 916.5 890.4 893.7 - 12.9 (24/ 4) 911.2 923.9 898.0 901.2 - 12.9 パラジウム (24/ 3) 940.00 980.00 937.50 950.70 + 10.40 (24/ 6) 952.00 958.00 947.50 957.20 + 10.10 推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比) プラチナ 27,466 32,780 75,508 (+ 3,298) パラジウム 3,332 4,130 21,271 (+ 752) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。 ======================================= ・NY為替 円 ユーロ ・NYダウ 36,054.43 - 70.13 5日 147.28/30 1.0833/35 ・ナスダック 14,146.71 - 83.20 6日 147.33/35 1.0762/64 ・10年米国債利回り 4.11 - 0.06 ・NY原油 (24/ 1) 69.38 - 2.94 ・SPDR保有金残高 880.83 - 0.29 注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日 本時間の翌日の午前8時)に更新予定。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが続落、パラジウムは反発。前日比は、プラ チナが13.8〜12.5ドル安、中心限月の1月限が12.9ドル安、パラジウムが 10.00〜10.40ドル高、中心限月の3月限は10.40ドル高。 プラチナ1月限は続落。時間外取引では、金の下げ一服や米国債の利回り低下が下支 えになったが、戻りは売られた。欧州時間に入ると、買い戻されて下げ一服となった。 日中取引では、予想以下の全米雇用報告が支援要因になったが、ドル安一服を受けて戻 りを売られた。 パラジウム3月限は予想以下の全米雇用報告を受けて買い戻されたが、ドル安一服を 受けて上げ一服となった。 プラチナ1月限は時間外取引を902.0〜914.4ドルのレンジで推移し、前日 比6.8ドル高の913.4ドルとなった。1月限は安寄りしたのち、金の下げ一服や 米国債の利回り低下が下支えになったが、戻りは売られた。欧州時間に入ると、買い戻 されて下げ一服となった。 日中取引は、予想以下の全米雇用報告が支援要因になり、916.5ドルまで上昇し た。その後は、ドル安一服を受けて戻りを売られた。時間外取引の安値を割り込むと、 テクニカル要因の売りが出て890.4ドルまで下落した。 11月の全米雇用報告によると、民間部門雇用者数は10万3000人増と、市場予 想の13万人増を下回った。製造業で減少し、労働市場の減速が示された。米国債の利 回りは低下したが、発表後のドル安は一服した。 パラジウム3月限は、時間外取引を937.50〜955.50ドルのレンジで推移 し、前日比14.20ドル高の954.50ドルとなった。3月限は安寄りしたのち、 他の貴金属の堅調を受けて押し目を買われた。 日中取引は、予想以下の全米雇用報告を受けて買い戻され、980.00ドルまで上 昇した。その後は、ドル安一服を受けて上げ一服となったが、944.50ドルで押し 目を買われた。 5日のナイメックス指定倉庫在庫は、プラチナが前日比変わらずの21万5242オ ンス、パラジウムは変わらずの4万3566オンス。 今日の材料 ・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのカジミール・スロバキア中銀総裁は、EC Bのによる追加利上げの可能性はないが、2024年第1四半期に利下げに踏み切ると いう市場の見方は非現実的だと述べた。 ・10月のユーロ圏の小売売上高は前月比で0.1%増え、4カ月ぶりの増加となっ た。個人消費の伸びが、経済成長を小幅に押し上げることを示唆した。 ・11月の全米雇用報告によると、民間部門雇用者数は10万3000人増と、市場予 想の13万人増を下回った。10月分は前回発表の11万3000人増から10万 6000人増に下方改定された。 ・10月の米貿易統計によると、貿易赤字は5.1%増の643億ドルと、赤字額が市 場予想(642億ドル)以上に拡大した。輸出が減少した。9月の貿易赤字は前回発表 の615億ドルから612億ドルに修正された。 ・米ニューヨーク連銀は、11月のグローバル・サプライチェーン・プレッシャー・イ ンデックス(GSCPI)がプラス0.11と1月以降で初めてプラスに転じたと発表 した。 ・カナダ銀行(BOC)は、政策金利である翌日物金利の誘導目標を5.0%に据え置 いた。景気が減速し、全般的な物価圧力が緩和していると指摘すると同時に、インフレ 懸念を踏まえ、追加利上げの可能性に含みを残した。 ・第3四半期の米非農業部門の労働生産性改定値は年率換算で前期比5.2%上昇し、 速報値の4.7%上昇から上方改定された。上げ幅は20年第3・四半期以来、3年ぶ りの高水準だった。 MINKABU PRESS
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