(NY時間09:53)(日本時間23:53) ジョンソン&ジョンソン<JNJ> 157.56(-4.91 -3.02%) ジョンソン&ジョンソン<JNJ>が取引開始前に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、売上高が予想を上回った。医薬品、医療機器とも売上高が予想を上回った。 同社は声明で「医療機器のほか、医薬品は売れ筋の乾せん治療薬ステラーラの好調な売上が貢献した」と述べている。同社は収益性の低い消費者部門をケンビュー<KVUE>として分離独立させた後、医薬品と医療機器に焦点を絞っている。 ただ、来年初めに安価なバイオシミラーが米国市場に参入した場合、同社はステラーラの売上急減に直面することが確実視されていることから、投資家は迅速な移行を望んでいる。医療機器では人工股関節の売上高が3億9800万ドル、膝関節の売上高が3億8700万ドルで、いずれも市場予想を上回った。これら医療機器の売上は、パンデミック時に減少していた手術件数が最近増加している中で、成長を引き続き促進するか試されている。 株価は売り先行となっている。 (10-12月・第4四半期) ・1株利益(調整後):2.29ドル(予想:2.28ドル) ・売上高:214.0億ドル(予想:210.7億ドル) 医薬品:139億ドル(予想:135億ドル) イムブルビカ:7.88億ドル(予想:7.65億ドル) レミケード:4.29億ドル(予想:3.72億ドル) ステラーラ:27.5億ドル(予想:25.8億ドル) ザイティガ:2.01億ドル(予想:1.79億ドル) イグザレルト:5.25億ドル(予想:6.52億ドル) シンポニー:5.02億ドル(予想:5.22億ドル) 医療機器:76.7億ドル(予想:75.1億ドル) ・研究開発費:34.5億ドル(予想:34.4億ドル) (通期見通し) ・1株利益(調整後):10.55~10.75ドル ・売上高:882~890億ドル MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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