(NY時間10:48)(日本時間00:48) DRホートン<DHI> 143.10(-14.61 -9.26%) 米住宅建設のDRホートン<DHI>が下落。取引開始前に10-12月期決算(第1四半期)を発表し、売上高は予想を上回ったものの、1株利益は予想を下回った。また、新規受注件数、受注残とも予想を下回っている。一方、ガイダンスでは通期の売上高見通しを若干上方修正したほか、住宅引き渡し件数の見通しも上方修正した。 同社は声明で「インフレと住宅ローン金利は依然高止まりしているものの、手頃な価格帯の住宅供給は依然限られており、住宅需要を支える人口動態も良好であることから、われわれの受注高は前年比35%増となった」と述べている。 アナリストは「住宅建設業者は四半期中の不安定な市況のため、決算発表まで厳しい状況にあると警告していたが、今後、業績の勢いは増すと予想される。 今後数週間で業績のモメンタムが高まることを予想し、株価下落の局面は買いの好機と見ている」と述べた。 (10-12月・第1四半期) ・1株利益:2.82ドル(予想:2.89ドル) ・売上高:77.3億ドル(予想:76.2億ドル) ・受注件数:1万8069(予想:1万8332) ・受注額:67.9億ドル(予想:68.3億ドル) ・住宅引き渡し:72.8億ドル(予想:71.0億ドル) ・住宅引き渡し件数:1万9340(予想:1万8761) ・受注残件数:1万3965件(予想:1万4826件) ・受注残高:54.4億ドル(予想:56.8億ドル) ・キャンセル率:19% (通期見通し) ・売上高:360~373億ドル(従来:360~370億ドル)(予想:365.3億ドル) ・住宅引き渡し件数:8万7000~9万0000(従来:8万6000~8万9000(予想:8万7991) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。