プラチナ午前=プラチナは下落、金が軟調に推移が戻りの足かせで反発力弱い

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが下落。プラチナはニューヨークプラチナ
の大幅安を受け、ドル建て現物価格が870ドル台に下落から売り優勢。1ドル=
150.60円台での円安が支援材料だが、金が軟調に推移が足かせとなり、反発力は
弱く、先限は30円超の下落で推移。
 パラジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時10分現在の前営業日比は、プラチナが58〜33円安、プラチナミニが
34.5〜8.0円安、プラチナスポットが65円安、パラジウムが出来ず。
 午前11時10分現在の出来高は、プラチナが1万2737枚、プラチナミニが
1033枚、プラチナスポットが3528枚、パラジウムが0枚。
【NYプラチナは米小売売上高次第で一段安リスク】
 プラチナは前日の海外市場でドル高を弱材料に売り優勢となった。ニューヨークプラ
チナ期近4月限は874.2ドルまで下落。890ドル、880ドル割れで投機家中心
に投げ売りがかなりあったとみられる。銀、パラジウムの下げに比べ底堅い動きだが、
15日に発表の1月の米小売売上高が強気の数字となれば、米金利引き上げ観測がさら
に後退する不安から一段安リスクあり。
 プラチナ先限は夜間取引で4278円まで下落した。4301円で戻りを抑えられ、
戻りは鈍いが、夜間終盤から日中取引は、ほぼ4280円台で安もちあいで推移。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、底堅く推移後、反発。朝方に869ドルまで下落。
早々に870ドル台を回復し、875ドル台まで戻している。
 午前11時現在、プラチナは874.51ドル、パラジウムが861.26ドルで推
移。前営業日の大引け時点はプラチナが891.55ドル、パラジウムが901.25
ドル。
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