プラチナ市況=プラチナがまちまち、先限を含む4本が小高く引け

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2025/12          2026/10    ドル建て現物価格 15:45 現在
金         20,890   - 26    21,228  + 27  : 4,150.60  + 10.81
銀          258.0   +4.0     250.0  +4.8  : 5,187.00  + 48.00
プラチナ     7,700   + 26     7,295  +  5  : 1,554.12  +  2.12
パラジウム   7,000      0     7,000     0  : 1,397.21  -  0.21
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      15:45 現在 前営業日比        15:45 現在  前営業日比
ドル・円相場    156.16   -0.51  ユーロ・ドル相場   1.1588  +0.0067
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【市況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナがまちまち。円高を受けて売り優勢で始ま
った。その後、ドル建て現物相場の軟調から安もちあいとなった。先限は正午前に50
円超の下落で推移。午後に入り、金が堅調に推移から下げ幅を縮小した。終盤は限月間
で方向性を欠く展開となったが、先限を含む4本が小高く引けた。
 パラジウムの商いは成立しなかった。
 前営業日比は、プラチナ、プラチナミニが15円安〜26円高、プラチナスポットが
10円高、パラジウムが変わらず。
 推定出来高は、プラチナが4937枚、プラチナミニが512枚、プラチナスポット
が4794枚、パラジウムが0枚。
【プラチナ先限は小幅高、3年連続の供給不足見通しと金の反騰が支援材料】
 プラチナ先限は小高く引けた。夜間取引は7317円まで上昇したが、前日の高値
7332円が抵抗線となり、7185円まで軟化。その後、下値を切り上げ、午後にな
り、7337円まで反転も高値を離れた。強気相場に転換するには、まず今月20日の
高値7368円を超えたい。
 ファンダメンタルズからは、3年連続の供給不足見通しに加え、金ドル建て現物価格
が今月18日に3999ドル台を試した後、戻り歩調となり、4160ドル台まで反騰
していることが支援材料。
【ロコ・チューリッヒ(ドル建て相場】
 プラチナのドル建て現物相場は、下値堅く推移。朝方の1548.09ドルから、売
り優勢となり、午前10時に1535.10ドルの安値をつけた。その後、戻り歩調と
なり、午後になり、1562ドル台まで上昇。25日移動平均線(1564.5ドル)
が抵抗線ながら堅調。
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