[今夜の視点]金・銀=ADP雇用統計とパウエル議長の議会証言が材料視

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 金のドル建て現物相場は小反落も下値堅く推移。午後になり、2123ドル台にジリ
安場面があったが、2126ドル台に戻している。
 今夜はニューヨーク金の日中取引開始時間帯に2月の米ADP雇用統計の発表があ
る。強い数字となると、米金利引き下げ期待が後退し、ドル高からニューヨーク金市場
で利食い売りが増えるとみられる。日本時間の午前0時に米連邦準備制度理事会(FR
B)のパウエル議長の下院での議会証言がある。パウエル発言がタカ派の内容なら金市
場では利食い売りが膨らむと予想。ADP雇用統計とパウエル議長の議会証言が材料視
される展開を予想。
<今夜の予定>
◆ ユーロ圏 ◆
【経済】19:00 小売売上高 2024年1月(EUROSTAT)
◆ ドイツ ◆
【経済】16:00 貿易収支 2024年1月(連邦統計庁)
◆ アメリカ ◆
【経済】21:00 住宅ローン申請指数(MBA)
【経済】22:15 雇用統計 2024年2月(ADP)
【経済】3/7 00:00 卸売在庫 2024年1月確報値(商務省)
【工業】3/7 00:30 週間石油統計(EIA)
◆ カナダ ◆
【経済】23:45 政策金利発表(カナダ銀行)
【経済】3/7 00:00 Ivey購買担当者景況指数 2024年2月(RISB)
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