石油午前=下落、ゼレンスキー氏は不利な停戦案を一蹴せず

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 国内石油市場は下落。米ロが作成したウクライナ停戦案に基づいて、ウクライナのゼ
レンスキー大統領が停戦を受け入れる可能性があることが相場を圧迫している。ウクラ
イナ東部の割譲を含む和平案をゼレンスキー大統領は以前のように一蹴しておらず、譲
歩の余地があるとみられている。円相場が1ドル=157円前半で円買いが強まったこ
とは国内市場の重しだが、円買いは一時的な動きにとどまっている。時間外取引でニュ
ーヨーク原油1月限は軟調。
 日中取引開始後、原油の2026年4月限は6万0530円まで下げ幅を拡大した。
下げ一服後の戻りは鈍い。
 午前11時02分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
1010円安〜420円高。
 午前11時02分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が924枚。
【イランと西側の溝深まる】
 国際原子力機関(IAEA)理事会は、イランが濃縮ウランの貯蔵や空爆を受けた核
施設の現状を速やかに報告すべきであるとする決議を採択した。米英独仏が議案を提出
した。イランはこの決議を非難しており、双方の溝が一段と広がっている。
【海外原油夜間取引=下落】
 ニューヨーク時間外取引で1月限は前日比0.61ドル安の58.39ドルで取引さ
れている。本日これまでのレンジは58.33〜58.80ドル。
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