石油午前＝上昇、ＥＩＡ週報が米石油在庫のタイト化を示唆

　午前の石油市場は上昇。米エネルギー情報局（ＥＩＡ）の週報で、製油所稼働率が回
復を続けたほか、季節的なガソリン消費の拡大が見られることが相場を押し上げてい
る。ウクライナがロシアの石油施設への攻撃を続けていることも支援要因。時間外取引
でニューヨーク原油はしっかり。円相場は１ドル＝１４７円後半で推移しており、東京
時間帯の動意は限定的。
　日中取引開始後、原油の２０２４年８月限は上昇。７万３０９０円まで上げ、夜間取
引の高値に並んだ。
　午前１１時０３分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
９３０〜１４８０円高。
　午前１１時０３分現在の出来高はガソリンが０枚、灯油が０枚、原油が１３８３枚。
【ロシア製油所の大半は射程圏内】
　ウクライナ軍はロシア西部の石油関連施設に対するドローン攻撃を続けている。ロシ
ア西部には製油所が集中しており、ロシア製油所の半分近くがウクライナからのドロー
ン攻撃の射程圏内にある。
【海外原油夜間取引＝しっかり】
　ニューヨーク時間外取引で４月限は前日比０．１６ドル高の７９．８８ドルで推移。
本日これまでのレンジは７９．５７〜７９．９３ドル。
MINKABU PRESS

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