【場況】 金は反発。金はニューヨーク高を受けて買い優勢で始まった。その後は、ドル建て現 物相場がもみ合うなか、円安一服に上値を抑えられた。銀はニューヨーク高を受けて買 い優勢となった。 午前11時3分現在の前営業日比は、金標準が72〜83円高、金ミニが39.5〜 79.5円高、ゴールドスポットが100円高、銀が0.3〜5.9円高。 午前11時3分現在の出来高は、金が3万4316枚、金ミニが4088枚、ゴール ドスポットが6300枚、銀が14枚。 【NY金は米利下げ期待が支援】 金は米連邦準備理事会(FRB)の利下げ期待が支援要因になった。2月の米消費者 物価指数(CPI)の伸びが加速したが、米FRBの6月利下げ見通しに変わりはな く、利下げ期待が強い。今夜は2月の米小売売上高や米生産者物価指数(PPI)の発 表がある。 イスラエルは、パレスチナ自治区ガザ南部にある国連の食料配給拠点への空爆で、標 的としたイスラム組織ハマスの司令官を殺害したと明らかにした。ガザ保健当局による と、このほかに国連職員を含む4人が死亡した。 金先限は夜間取引で1万0331円まで上昇した。ニューヨーク高が支援要因になっ た。円相場は1ドル=147円台後半で円安が一服した。銀先限は昨年12月以来の高 値120.0円を付けた。 【ドル建て現物相場】 金のドル建て現物相場は上げ一服。きのうの海外市場では、米連邦準備理事会(FR B)の利下げ期待を受けて押し目を買われた。アジア市場では、朝方の2176.05 ドルから、ドル安一服を受けて上げ一服となった。 午前11時現在、2174.10ドルで推移。銀は2506セントで推移。前営業日 の大引け時点は金が2159.54ドル、銀が2416セント。 MINKABU PRESS
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