日本時間23時に3月調査分のミシガン大消費者信頼感指数速報値が発表され、76.5と2ヵ月連続の低下となり、予想も下回った。消費者のセンチメント改善傾向は続いているものの、米大統領選を前に改善に一服感が出てきている。 この指標は最近では、消費者のインフレ期待のほうがむしろ注目度が高い。1年先のインフレ期待は3.0%と予想を下回ったほか、5-10年先は2.9%となった。 発表元のミシガン大は「インフレが後退し、雇用市場が好調を維持しているため、景況感は概して上向き。米国人は経済の先行きについてより良い感覚を得るために大統領選を待つようになっている」と分析した。11月に選挙結果が出るまで、特に長期的な経済の軌道についての判断を保留する人が多くなっているという。 ミシガン大消費者信頼感指数は支持政党ごとの調査も行っているが、共和党員、民主党員ともに景況感は顕著に改善したが、無党派層は2021年8月以来の落ち込みとなった。 今週初めのインフレ指標はインフレの根強さを示したが、消費者は物価が再加速することを心配していないとも述べていた。しかし、回答者の4分の1近くが食品価格に言及し、インフレがピークに近かった2022年7月以降で最も多かったという。 *ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)(3月)23:00 結果 76.5 予想 77.1 前回 76.9 ・1年先のインフレ期待 結果 3.0% 予想 3.1% 前回 3.0% ・5-10年先のインフレ期待 結果 2.9% 予想 2.9% 前回 2.9% MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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