[本日の見通し]ゴム=修正安場面、産地相場に注目

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 JPXゴムRSS3号は、修正安場面が広がり、売りがやや先行する展開となりそう
だ。寄り付きでは、上海夜間の大幅安となったうえ、場中の円高を嫌気して、水準を引
き下げる限月が目立った。
 今日のJPXゴムRSS3号は、売りが先行するとみる。活発限月の8月限は、18
日に364.0円まで急騰し一代の高値を更新したが、その後は一転して売りが先行
し、今日は一時339.0円まで下落し、これまで支持となっていた340円を下抜く
場面があった。
 3月中旬からのJPXゴムRSS3号の急騰は、ファンダメンタルズだけでは説明が
付かない値動きであり、投機的な面がとても強い。このため、修正安場面では、大きな
値幅調整が想定される。活発限月の8月限は、節目の340円をしっかり割り込むと、
330円前後まで走る可能性もありそうだ。
 なお、昨日の産地相場は、反落となっている。タイオファーは、節目の100バーツ
を目前に控えて、足踏みとなる可能性がある。

 午前9時37分時点の円相場は1ドル=150.75円付近で推移している。

 午前9時37分時点のゴムRSS3号活発限月の8月限は同1.0円安の345.5
円。今日の日中、予想される8月限のレンジは335.0〜348.0円前後。

 今後一週間先までのRSS3号8月限の予想レンジは330.0〜370.0円。
テクニカルからの下値支持線は340.0円(節目)、上値抵抗線は365.0(節
目)。

MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。