[今日の視点]とうもろこし=期先は夜間取引の流れを引き継ぎ続伸か

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 とうもろこしは、22日のシカゴコーンが小幅安で引けたが、夜間取引で期先3本が
買い優勢となり、160〜290円高で引けた動きを引き継ぎ、続伸で推移か。シカゴ
コーン期近5月限と円相場1ドル=151.40円からの換算値は、50円高。
 とうもろこし先限は夜間取引で4万0500円の高値をつけ、先限で昨年10月24
日以来の高値を更新。今月18日に抵抗線の3万7500円超えとなって以来、棒上げ
状態。市場参加者が限られ、小口の買いで値が飛んでいる印象だ。日中取引は利食い売
りで急落する可能性はあるが、100円超の上げ幅を維持か。期先は先限中心に急騰し
ているが潜在的に修正安リスクあり。
 22日のシカゴコーンは小幅安。大豆安につれ安もよう。小麦高が下支え要因ながら
期近5月限は540セント割れで引けた。取組高の増加は続いており、22日は437
〜441セントのレンジ中心に新規売買が交錯したもよう。
 JPXとうもろこし先限の寄り付き予想は3万9900〜4万円。本日の日中取引の
予想レンジは3万9550〜4万0300円。乱高下リスクがあり、予想レンジは広め
にとった。
<今日の予定>
◆ 日本 ◆
【経済】08:50 金融政策決定会合議事要旨公表 1月22-23日分(日本銀行)
【経済】14:00 景気動向指数 2024年1月改定状況(内閣府)
【経済】14:00 チェーンストア販売統計 2024年2月(日本チェーンストア協会)
◆ アメリカ ◆
【経済】23:00 新築住宅販売 2024年2月(商務省)
【農産】3/26 00:00 週間穀物輸出検証高(USDA)
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*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
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