石油午前=上昇、イスラエルによるラファ侵攻を意識

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 午前の石油市場は上昇。イスラエル軍がパレスチナ自治区ガザ南部のラファ検問所付
近を制圧し、パレスチナ人が集まるラファが包囲されたことから、イスラエル軍がイス
ラム組織ハマス掃討を開始する可能性が意識されている。イスラエルがハマスとの停戦
協議で合意を目指そうとしているのか不透明。円相場が1ドル=155円半ばで、前日
よりも円安・ドル高推移していることも支援要因。時間外取引でニューヨーク原油6月
限は堅調。
 日中取引開始後、原油の2024年9月限は上昇。7万8010円まで上昇し、夜間
取引の高値をやや上回った。
 午前10時59分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
950〜1270円高。
 午前10時59分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が1253枚。
【米石油輸出は拡大傾向、過去最高水準に迫る】
 米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報で、米国の原油と石油製品の輸出量は
合計で日量1120万2000バレルまで増加した。昨年3月に記録した日量
1124万1000バレルの過去最高水準に迫っている。
【海外原油夜間取引=堅調】
 ニューヨーク時間外取引で6月限は前日比0.33ドル高の79.32ドルで推移。
本日これまでのレンジは79.13〜79.41ドル。
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