金・銀市況＝金は続伸、午後に現物相場高・円小幅安で地合い引き締める

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貴金属の相場表（帳入値と前営業日比）
　　　　　　   2024/06          2025/04    ドル建て現物価格 15:15 現在
金　        11,582    +12    11,610   +29　　： 2,316.65   - 0.58
銀　         135.0    0.0     135.5  +0.5　　： 2,767.00   +34.00
プラチナ     4,893    +38     4,904   +45　　：   981.83   + 5.61
パラジウム   4,800      0     4,800     0　　：   956.31   -15.19
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
　　　　　　15:15 現在　前営業日比　　　　　　　 15:15 現在　 前営業日比
ドル・円相場    155.71   +0.52　　ユーロ・ドル相場　　 1.0742  -0.0003
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【市況】
　金は続伸。金はニューヨーク安を受けて売り優勢で始まった。その後は、円相場が１
ドル＝１５５円台半ばで安もちあいで推移が下支えながら、先限は正午前に小幅安で推
移。午後に入るとドル建て現物相場の上昇、１５５円台後半の円小幅安から地合いを引
き締め、一時３０円超の上昇となる限月が続出した。スポット（限月先物）の出来高が
急増し、４万枚超え。
 銀は期先２本を含む３本が上昇した。上げ幅は限月によって異なり、期先２月限が
３．４円高と大幅高。
　前営業日比は、金標準、金ミニが１２〜３１円高、ゴールドスポットが２８円高、銀
が変わらず〜３．４円高。
　推定出来高は、金が３万０５５１枚、金ミニが８０１７枚、ゴールドスポットが４万
７５１３枚、銀が１０枚。
【金先限は２日連続の陽線引け、４月の米ＣＰＩに警戒が必要】
　金先限は夜間取引で１万１６１７円まで上昇。夜間後半は売り圧力が強まり、日中取
引の序盤に１万１５３７円まで軟化した。午前中に戻り歩調となり、午後になり、夜間
取引でつけた高値１万１６１７円を上抜き、１万１６２０円まで上昇した、高値を離れ
たが、日足は２日連続で陽線引け。昨日に続き、午後の現物相場の上昇に支援された。
　来週１４日に４月の米生産者物価指数（ＰＰＩ）、１５日には同月の米消費者物価指
数（ＣＰＩ）の発表がある、４月に発表された３月の米ＣＰＩでインフレが鎮静化して
いないとの判断で米金利引き下げ期待が後退したけに警戒が必要だ。
【ロンドン＝現物相場】
　金のドル建て現物相場は、上昇。きのうの海外市場では、ドル安を受けて押し目を買
われたが、米金融当局者のタカ派発言を受けて上げ一服となった。アジア市場は、朝方
の２３０９．０４ドルから、押し目を買われた。午前１１時過ぎから強含みとなり、午
後に入り、緩やかに上げ幅を拡大し、２３１９ドル台をつけた。ユーロドルの上値の重
さから２３２０ドルが抵抗線になったが、堅調。
MINKABU PRESS

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