プラチナ午前=プラチナは急反落、NY安を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが急反落。プラチナはニューヨーク安を受
けて売り優勢で始まった。その後は、手じまい売りなどが出て軟調となった。パラジウ
ムの商いは成立しなかった。
 午前11時3分現在の前営業日比は、プラチナが226〜178円安、プラチナミニ
が206.5〜152.5円安、プラチナスポットが172円安、パラジウムが出来
ず。
 午前11時3分現在の出来高は、プラチナが1万7597枚、プラチナミニが
1243枚、プラチナスポットが6502枚、パラジウムが0枚。
【プラチナは利食い売りで軟調】
 プラチナは利食い売りが圧迫要因になった。アジア市場で金急伸につれ高となった
が、ファンド筋の買い玉が積みあがっており、欧州時間から利食い売りが出た。米金融
当局者の利下げに慎重な発言も上値を抑える要因である。ただ供給不足見通しが下支え
要因であり、どの水準で押し目買いが入るかを確認したい。
 プラチナ先限は5230円まで下落した。ニューヨーク安が圧迫要因になった。円相
場は1ドル=156円台前半の円安に振れた。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、軟調。朝方の1050.00ドルから、手じまい売
りなどが出て軟調となった。
 午前11時現在、プラチナは1040.89ドル、パラジウムが1021.75ドル
で推移。前営業日の大引け時点はプラチナが1083.39ドル、パラジウムが
1009.80ドル。
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