プラチナ午前=プラチナは反発、現物相場が一段高となり上げ幅を拡大

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが反発。プラチナはニューヨーク小幅続落
もドル建て現物相場が1050ドル台を回復を背景に序盤から買い優勢。買い一巡後も
堅調に推移した。午前11時前から現物相場が一段高となり、上げ幅を拡大し、期先は
一時90円超の上昇で推移。
 パラジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時28分現在の前営業日比は、プラチナが75〜108円高、プラチナミニ
が66.0〜88.0円高、プラチナスポットが126円高、パラジウムが出来ず。
 午前11時28分現在の出来高は、プラチナが1万2538枚、プラチナミニが
1001枚、プラチナスポットが3722枚、パラジウムが0枚。
【プラチナは反発、上海総合指数の上昇が追い風】
 プラチナは反発。期先は前日の下げ幅に対し、4分の1程度の戻りにとどまっていた
が、11時前から一段高。先限の出来高が約95%を占めており、先限で日計り商いも
含めた新規売買が根強いなか、先限は5300円台を回復。日経平均株価が下げ幅を拡
大しているが、中国株の代表的株価指数の上海総合指数が上昇していることが追い風。
 プラチナ先限は5322円まで上げ幅を拡大。夜間取引の高値5317円超えで買い
戻しがあったもよう。5日間移動平均線が5323円に通っており、5323円超えが
出来るかが後半から終盤にかけての注目ポイント。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、上昇。午前9時20分に1045ドルに軟化した
が、早々に1050ドル台に戻した。1050ドル水準でもみ合った後、11時前から
地合いを引き締め、1059ドル台まで上昇。
 午前11時25分現在、プラチナは1056.80ドル、パラジウムが1031.
80ドルで推移。前営業日の大引け時点はプラチナが1038.90ドル、パラジウム
が1011.80ドル。
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