−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2024/07 1,213.00 1,220.00 1,207.25 1,209.75 - 4.25 2024/08 1,212.75 1,219.00 1,206.00 1,208.00 - 5.75 2024/09 1,196.50 1,201.25 1,186.50 1,189.25 - 7.75 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比) 先物 228,827 239,481 808,227 (+ 4,816) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後 4時現在の数値です。 ======================================= *米気象庁発表の6−10日予報(6月5日−6月9日) コーンベルト西部の気温は平年並〜平年を上回る。雨量は平年を下回る〜平年並。 コーンベルト東部の気温は平年並〜平年を上回る。雨量は平年並〜平年を上回る。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 大豆は揃って続落。終値の前日比は9.75〜4.25セント安。中心限月の7月限 は前日比4.25セント安の1209.75セント。 米産地の順調な作付の進行が引き続き重石となった。また、価格の低迷にもかかわら ず輸出用需要が停滞していることやドル高基調、月末を控えるなかでの玉整理の動きも 上値抑制要因になった。 7月限は1213セントで取引を開始した後は1212〜1217セントの価格帯を 中心とした小動きが続き、シカゴの時間帯には1220セントの高値を付ける場面も見 られた。ただ、高値では戻り待ちの売りが膨らんで値を崩し、終盤には1207.25 セントの安値を記録。安値で買い戻されながらも戻りは限られ、プラスサイドへの回復 に至らないまま引けを迎えた。 米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。 コーンベルトではネブラスカ州西部の及びダコタ州のコーン及び大豆産地のみで降雨 が発生。その他の地域では気温が低下しながらも晴天が広がり農作業に適した天気とな っている。29日の最高気温は21〜27℃となっている。 今後数日間、米国東部および西部では比較的穏やかな天気が広がるだろう。ただプレ ーンズからミシシッピーバレーを含む中部では日によって状況は異なるものの、強風、 雹、竜巻などを伴う荒天になる見込み。また、プレーンズ、中西部などでは今後5日間 の雨量は25〜75ミリに達するだろう。6日間予報によると、6月4〜8日にかけて 全国的に気温は平年を上回る見込み。一方の雨量もハイプレーンズ北部などの一部地域 以外では平年並〜平年以上となるもよう。 *米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。 プレーンズでは雷雨により乾燥状態は改善に向かっているが、一部地域では強風や雹 が発生している。なおカンザス州では5月26日時点における冬小麦の作柄は劣〜悪が 32%と全国平均の19%を大幅に上回っている。 また、南部ではフロリダ半島で熱波が広がっており、すぐに5月の最高気温を更新す ると予想されている。高温乾燥はテキサス州南部の一部地域でも発生しているが、十分 な土壌水分があるため夏穀物の生育が促されている。 大豆製品は、大豆粕、大豆油共に大豆の軟調に追随。前日に続いて大豆粕の下げ幅が 大きくなった。大豆粕は5月上旬にアルゼンチンのスト実施を受けた供給懸念から大き く値を伸ばして390ドル前後まで値を伸ばしていたが、アルゼンチンからの供給不安 が後退するなか値を崩し始めている。大豆粕7月限の終値は前日比5.50ドル安の 363.60ドル。 今日の材料 ・コーンベルトではネブラスカ州西部の及びダコタ州のコーン及び大豆産地のみで 降雨が発生。 ・今後数日はプレーンズからミシシッピーバレーを含む中部で日によって状況は 異なるものの、強風、雹、竜巻などを伴う荒天になる見込み。 ・プレーンズ、中西部などでは今後5日間の雨量は25〜75ミリに達するもよう。 MINKABU PRESS
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