−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 現物 3カ月物 アルミ 2,618.42 - 0.94 2,663.50 + 2.00 アルミ合金 2,200.00 0.00 2,200.00 0.00 銅 9,820.12 - 196.84 9,945.00 - 198.00 ニッケル 18,820.55 - 357.28 19,068.00 - 354.00 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− アルミ3カ月物は小幅続伸。2662ドルで小高く取引を開始。その後も値位置を切 り上げる足取りを展開し2686.50ドルの高値まで軟化し、転売を受けながらも 2600ドル台後半で高下した。アジアの時間帯終盤に銅の軟化に追随して値を崩して 一時は2635ドルまで下落。欧州株安も重石となった。ただ、前日安値を割り込んだ ことで売り警戒感が強まるなか買い戻され、辛うじてプラスサイドに転じて引けた。 銅3カ月物は大幅反落。前日の堅調地合いを引き継いで1万0214.50ドルで取 引を開始。その直後に1万0238ドルまで値を切り上げた後に転売が出て、値を落と しながらも1万0160ドルを下値支持線とする高もみとなった。しかし中国景気不安 を手掛かりにしてアジアの時間帯終盤に値を崩した。1万0160ドルを割り込んだこ とで利益確定の動きや手仕舞い急ぎと見られる売りが膨らみ1万ドルを割り込み、欧州 の時間帯中盤以降は欧州株安もあり1万ドルが上値抵抗線に転じるなかで高下。米国の 時間帯を迎えると一段安となり、9914ドルの安値まで軟化。買い戻されても戻り売 りを浴びて再び軟化し、200ドル近い下落で引けた。 ニッケル3カ月物は大幅続落。1万9555ドルで小高く取引を開始した後はしばら く1万9500ドル前後の値位置を保ち、その中で1万9615ドルの高値に到達した が、銅、アルミの軟化に伴い値を崩した。一時1万8850ドルまで下落。5月13日 以来の安値まで値を落としたことで売り警戒感が強まって買い戻されたが、3ケタの下 げ幅を記録して取引を終了。 今日の材料 ・4日のアジア太平洋株式市場は総じて下落。 ・中国上海総合指数は反発、12.71ポイント高の3091.20ポイント。 ・欧州株は下落。エネルギー、鉱業、銀行株が下落。週内に発表される主要な米経済 指標やECB理事会の金融政策判断を控えて買いが手控えられ売り優勢。 ・4月の米製造業新規受注 結果 0.7% 予想 0.7% 前回 0.8%(1.6%から修正)(前月比) ・4月の米耐久財受注(確報値) 結果 0.6% 予想 0.7% 前回 0.7%(前月比) 結果 0.4% 予想 0.4% 前回 0.4%(輸送除くコア・前月比) ・4月の米雇用動態調査(JOLTS)で求人件数が29万6,000件減の805万9,000件と 2021年2月以来、3年超ぶりの低水準。 ・ドルはまちまち。ドル円は1ドル=154円台半ばまで下落。ユーロドルは1ユーロ= 1.0916ドルまで上昇し、3月21日以来の高値をつうけたが、1.0870ドル台に反落。 ・米10年債の利回りは低下。 ・米国株は堅調。ニューヨークダウは140.26ドル高で反発。ナスダック指数は28.38 ポイント高で小幅続伸。 ・ニューヨーク貴金属は軒並み下落。銀の下げがきつく3,000セント割れ。ニューヨ ーク原油は続落。 MINKABU PRESS
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