7〜9月期の需給ひっ迫見通しを背景に堅調地合が続いている。在庫減少見通しとあ って、まだ現実の在庫減少を確認できていないが、需要期の需給引き締まり観測が強 い。このため大手金融機関からも強気の価格見通しが目立つ。下落リスクとして想定し ておくべきは、一つはドル高があろう。欧州政治リスクの高まりがユーロ安・ドル高を 促しているが、更にユーロ安が進めばドル高の上値圧迫が本格化する。もう一つは世界 経済の減速がある。米中経済は明らかに鈍化しており、更に欧州政治の混乱は経済リス クとしての評価も求められる。季節的な需要拡大圧力を相殺する景気減速圧力が発生す れば、需要拡大による需給ひっ迫見通しは修正を迫られることになる。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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