[今夜の視点]シカゴ大豆=底入れ後の水準固めに移行か否か

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 シカゴ大豆の夜間取引は堅調。週明けは修正高模様となり、11月限は960セント
台後半まで上昇した後、960セント台半ばまでやや上げ幅を縮小している。今夜はア
ジアの時間帯の騰勢を維持できるか否かが注目されるが、週全体で見ると、底入れから
このまま水準固めに移行できるのかどうかが注目される。
 今週は19〜22日にかけて、米国産地では、プロ・ファーマーのクロップツアーが
開催されるため、そこからのリポートが毎日注目されることになる。また今夜はいつも
通り、場中は週間輸出検証高、引け後は生育進度、作柄の発表に注目したい。

 16日のシカゴは期近から急落。米国産地の順調な天候による豊作見通しや、チャー
トの底割れで期近からさらに売り圧力が強まった。

 11月限は955.00セントまで一代安値を小幅更新した後、引けも957.00
セントと960セント台を割り込んだままだった。

<今夜の予定>
◆ アメリカ ◆
【経済】 23:00 景気先行指数 2024年7月(カンファレンスボード)
【農産】 8/20 00:00 週間穀物輸出検証高(USDA)
【農産】 8/20 05:00 週間穀物生育進度・作況状況(USDA)

MINKABU PRESS

*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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