アジア株は軒並み上昇、米経済の底堅さを確認 香港株7週間ぶり高値、上海株4日ぶり反発 東京時間11:14現在 香港ハンセン指数 17943.07(+156.75 +0.88%) 中国上海総合指数 2840.03(+16.92 +0.60%) 台湾加権指数 22287.71(+85.86 +0.39%) 韓国総合株価指数 2679.18(+16.90 +0.63%) 豪ASX200指数 8073.50(+28.37 +0.35%) アジア株は総じて上昇。米経済の底堅さを示す経済統計を受け、投資家心理が改善している。 昨日発表された米GDP改定値は速報値の2.8%増から3.0%増に上方修正され、新規失業保険申請件数は前週比ほぼ変わらずだった。エヌビディア株はきのう下落したが、決算自体は力強い内容だったことから調整売りが終われば再び上昇するだろう。 香港株は約7週間ぶり高値をつけている。 自動車メーカーの長城汽車が5.8%高。上半期決算の純利益が70億8000万元と前年同期の13億6000万元から急増したことが好感されている。理想汽車やBYD、吉利汽車控股など他の自動車株も連れ高。美団やシャオミ、テンセントホールディングス、バイドゥ、レノボなどハイテク関連も総じて上昇。そのほか、カジノや銀行、不動産、エネルギー関連も上昇している。 上海株は4営業日ぶりに反発。前日に約7カ月ぶり安値をつけたことから、値ごろ感からの買い戻しが入っている。ただ、あす土曜日に発表される製造業PMIを控え積極的な売買は手控えられている。製造業PMIはやや上昇する一方、非製造業PMIはやや低下することが予想されている。
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