9月米雇用統計を受けて金相場は値下がりした。非農業部門就業者数が前月比 25.4万人増(前月は15.9万人増)、失業率は4.1%(同4.2%)となって おり、9月に0.50%の大幅利下げを実施したことが妥当だったのか、疑問を投げ掛 けるレベルに良好な数値になっている。利下げサイクルそのものを否定するような数値 ではないが、今週の消費者物価指数の結果次第では、11月に追加利下げをスキップす る可能性も意識させる程度には底固い数値になる。一方で、金相場は大きく値を崩すま でには至らなかった。米金利、ドルとの逆相関を重視すれば2600ドル割れも支持で きる環境だが、実際には2600ドル台後半のボックス相場を踏襲している。雇用統計 で値下がりしたと同時に、雇用統計で底固さを確認したとも評価できる状況になってい る。単純な過熱状態の可能性もあるが、中東地政学リスクなど米金融政策要因以外から のサポートの強さが窺える値動きになっている。 (マーケットエッジ・小菅 努)
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。
指数名 | 現在値 | 前日比 |
---|---|---|
日経平均 |
{{n_ttf.close}}
({{n_ttf.time}})
|
{{n_ttf.side_merge_str}}
|
TOPIX |
{{topx.close}}
({{topx.time}})
|
{{topx.side_merge_str}}
|
NYダウ |
{{dji.close}}
({{dji.time}})
|
{{dji.side_merge_str}}
|
米ドル/円 |
{{jpy_x.close}}
({{jpy_x.time}})
|
{{jpy_x.side_merge_str}}
|
WTI原油 |
{{vnm_two.close}}
({{vnm_two.time}})
|
{{vnm_two.side_merge_str}}
|
NY金 |
{{vcm_one.close}}
({{vcm_one.time}})
|
{{vcm_one.side_merge_str}}
|
グロース250 |
{{mthr.close}}
({{mthr.time}})
|
{{mthr.side_merge_str}}
|
上海総合指数 |
{{ssec.close}}
({{ssec.time}})
|
{{ssec.side_merge_str}}
|