アジア株 まちまち、香港株は急反落

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
東京時間17:53現在
香港ハンセン指数   20926.79(-2172.99 -9.41%)
中国上海総合指数  3489.78(+153.28 +4.59%)
台湾加権指数     22611.39(-91.17 -0.40%)
韓国総合株価指数  2594.36(-16.02 -0.61%)
豪ASX200指数    8176.95(-28.45 -0.35%)
インドSENSEX30種  81739.88(+689.88 +0.85%)

 8日のアジア株は、まちまち。前日の米国株の下落や中東情勢の緊迫などを受けて、一部の市場では売り優勢で推移した。香港株は急反落。一時10%超の下げとなった。中国国家発展改革委員会(発改委)の会見で追加の景気刺激策への言及がなかったことが失望売りにつながった。上海株は大幅続伸。一時10%超の上昇となったが、追加の景気対策が発表されなかったことで上げ幅を大きく縮小した。
    
 上海総合指数は大幅続伸。保険大手の中国人寿保険、石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)、ネットワーク機器開発会社の富士康工業互聯網、コンピューター部品メーカーの海光信息技術、半導体受注生産メーカーの中芯国際集成電路製造(SMIC)が買われた。
   
 香港ハンセン指数は急反落。不動産開発会社の龍湖集団(ロンフォー・グループ)、乳製品メーカーの中国蒙牛乳業(チャイナ・モンニウ・デイリー)、ヘルスケア情報のアリババ・ヘルス・インフォメーション・テクノロジー、ガラス製品メーカーの信義玻璃控股(信義ガラス)、医療製品メーカーの無錫薬明康徳新薬開発(ウーシー・アップテック)が売られた。
   
 豪ASX200指数は小反落。医薬品メーカーのCSL、不動産会社のグッドマン・グループが買われる一方で、資源・鉱山会社のBHPグループ、石油・ガス会社のウッドサイド・エナジー・グループ、通信会社のテルストラ・コーポレーション、ソフトウェア会社のテクノロジー・ワンが売られた。

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