石油午前=海外高で上昇も、円高が国内市場の上値を抑える

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 午前の石油市場は上昇。中国の金融緩和による需要回復期待や、米エネルギー情報局
(EIA)の週報で石油在庫の取り崩しが続いていること、イランが米本土に向けてド
ローンを発射したとの報道が買い手がかり。ただ、東京時間帯の円相場が1ドル=
151.90円台まで円高・ドル安で推移したことが国内市場の上値をやや圧迫してい
る。時間外取引でニューヨーク原油は弱含み。
 日中取引開始後、原油の2025年5月限は上げ幅を縮小。6万6850円まで押し
戻されている。
 午前10時57分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
490〜930円高。
 午前10時57分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が1210枚。
【本日はIEA月報】
 本日は国際エネルギー機関(IEA)が月報を公表する。供給過剰見通しが相場を圧
迫しているなかで、IEAが来年の供給過剰を再び指摘するのか注目されている。
【海外原油夜間取引=売り優勢】
 ニューヨーク時間外取引で1月限は前日比0.10ドル安の70.19ドルで推移。
本日これまでのレンジは70.18〜70.44ドル。
MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。