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始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比
プラチナ (25/ 1) 941.9 946.8 927.4 943.5 + 1.7
(25/ 4) 955.3 958.8 940.8 956.1 + 1.0
パラジウム (25/ 3) 952.00 956.00 928.50 939.20 - 12.20
(25/ 6) 955.50 957.50 939.00 946.10 - 12.30
推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比)
プラチナ 36,373 37,366 98,611 (- 2,458)
パラジウム 4,038 3,685 16,069 (+ 429)
注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。
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・NY為替 円 ユーロ ・NYダウ 43,449.90 - 267.58
前日 154.13/15 1.0508/10 ・ナスダック 20,109.06 - 64.83
本日 153.51/53 1.0488/50 ・10年米国債利回り 4.39 - 0.01
・NY原油 (25/ 1) 70.08 - 0.63 ・SPDR保有金残高 864.19 + 0.29
注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日
本時間の翌日の午前8時)に更新予定。
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プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが続伸、パラジウムが続落。前日比はプラチ
ナが1.0〜3.2ドル高、中心限月の1月限が1.7ドル高、パラジウムが
12.30〜12.20ドル安、中心限月の3月限は12.20ドル安。
プラチナ1月限は続伸。時間外取引では、ドル高を受けて戻りを売られた。欧州時間
に入ると、手じまい売りが出て軟調となった。日中取引では、米連邦準備理事会(FR
B)の利下げ見通しを受けてドル安に振れると、買い戻し主導で上昇した。
パラジウム3月限はドル高や他の貴金属の軟調を受けて売り優勢となった。
プラチナ1月限は時間外取引を927.4〜946.8ドルのレンジで推移し、前日
比6.1ドル安の935.7ドルとなった。1月限は高寄りしたのち、ドル高を受けて
戻りを売られた。欧州時間に入ると、手じまい売りが出て軟調となった。
日中取引では、戻りを売られる場面も見られたが、米連邦準備理事会(FRB)の利
下げ見通しを受けてドル安に振れると、買い戻し主導で上昇し、944.7ドルまで戻
した。
米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えてドルが買い戻された。一方、11月の米
小売売上高は前月比0.7%増加した。自動車やオンライン販売の加速に支えられ、市
場予想の0.5%を上回って増加した。利下げ見通しに変わりはなく、日中取引でドル
安に振れた。
パラジウム3月限は、時間外取引を935.00〜956.00ドルのレンジで推移
し、前日比12.40ドル安の939.00ドルとなった。3月限は高寄りしたのち、
ドル高を受けて戻りを売られた。欧州時間に入ると、他の貴金属の軟調につれ安となっ
た。
日中取引では、手じまい売りが出て928.50ドルまで下落した。その後は、ドル
安や他の貴金属の下げ一服を受けて941.50ドルまで戻した。
16日のナイメックス指定倉庫在庫は、プラチナが前日比変わらずの20万7289
オンス、パラジウムは同変わらずの3万8531オンス。
今日の材料
・8〜10月の英賃金上昇率はボーナスを除く平均週給で前年同期比5.2%だった。
市場予想の5.0%を上回り、イングランド銀行が利下げペースへの懸念を強める可能
性がある。
・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのレーン・フィンランド中銀総裁は、ユーロ
圏のインフレ率が目標の2%で安定しつつあることがより明確になっていると指摘し、
これが一段の利下げにつながるとの見解を示した。
・12月の独IFO業況指数は前月改定値の85.6から84.7に低下し、市場予想
の85.6も下回った。
・12月の独ZEW景気期待指数は15.7と、11月の7.4から上昇した。
・11月の米小売売上高は前月比0.7%増加した。自動車やオンライン販売の加速に
支えられ、市場予想の0.5%を上回って増加した。
・10月の米企業在庫は0.1%増と、市場予想と一致した。小売業と卸売業の在庫が
小幅増加したものの、製造業の在庫減少がその一部を相殺した。
・11月の米鉱工業生産指数は前月比0.1%低下。10月は0.4%低下だった。設
備稼働率は76.8%と、前月の77.0%から低下。
MINKABU PRESS
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