ゴム市況＝軟調、午後になり一段安で期中６月限は９．４円安まで下落

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ＪＰＸゴムの相場表（帳入値と前営業日比）
               　ＲＳＳ３　　　　　   　        　     ＴＳＲ２０
   2025/01　　    2025/06　      2025/12       　2025/02         2026/01
　380.9 -6.6    376.2  - 9.7   379.0  -3.0     303.0  - 3.0    304.0  - 3.0
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 　　　上海ゴム　　5月限  　17,410　　-105元　（午後3時40分時点）
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【市況】
　ゴムＲＳＳ３号は軟調。寄り付きは、上海ゴム夜間安を背景に売りが先行。中盤に入
ると、日中取引の上海ゴムが一段安となったことから、下げ幅を拡大する限月が目立っ
た。期中６月限は正午前に６円超の下落で推移。午後は一段安となり、９．４円安まで
下落し、今日の安値引け。
 ＴＳＲ２０は、出来ず。帳入値は４．０〜３．０円安。
　大引けのＲＳＳ３号は、前営業日比９．７〜３．０円安。活発限月の６月限は同
９．４円安の３７５．５円、期先２５年１２月限は３．０円安の３７９．００円となっ
た。総出来高は７１０枚。ＴＳＲ２０は４．０〜３．０円安。


【強気ムードが後退の引け味】
　期中６月限は午後になり、一段安となり、３７５．５円の安値をつけた。今月１５日
の安値３７５．６円をわずかに割り込む下落となった。午前中、３８５円をつけ小高く
なる場面があったが、利食い売りの動きが強く、午前１１時頃からはほぼ右肩下がりの
展開を強いられた。今日の安値引けで日足は長大陰線引け。１４日間の相対力指数（Ｒ
ＳＩ）は５３台に急低下。強気と弱気の５０は維持しているが、強気ムードが後退した
引け味となった。
　上海ゴムの影響を受けやすいが、１７日に発表された昨年第４四半期の中国の国内総
生産（ＧＤＰ）が事前予想を上回り、中国の景気不安が緩和したことは下支え。ただ商
いが低調ななか、小口の手じまい売りで一段安リスクはある。
【シンガポールゴムと上海ゴム相場】
 シンガポール市場は、ＲＳＳ３号が期近４、５月限が軟調に推移し、前日比３．８〜
２．９セント安。ＴＳＲ２０は総じて小幅安となり、前日比０．８セント安〜０．１セ
ント高で推移している。
　上海ゴムは下落。中心限月の５月限は、夜間取引からは売りが優勢。日中取引に入る
と、下げ幅を拡大し、１６５元安の１万７３５０元で午前の取引を終えた。午後にな
り、下値を切り上げ、１０５元安で推移。

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