プラチナ市況=プラチナが反落、米大統領の関税発言が圧迫

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2025/02          2025/12    ドル建て現物価格 15:45 現在
金         13,864   +100    13,934  +106  : 2,754.14    +6.28
銀          153.0    0.0     154.0   0.0  : 3,066.00    +5.00
プラチナ     4,704    -24     4,660   -44  :   942.16    -4.41
パラジウム   4,700      0     4,700     0  :   972.70    +7.85
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      15:45 現在 前営業日比        15:45 現在  前営業日比
ドル・円相場    156.50   +0.63  ユーロ・ドル相場   1.0406  +0.0003
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【市況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが反落。ドル建て現物相場の上値の重さを
受けて売り優勢で始まったのち、手じまい売りなどが出て軟調となった。午後に入る
と、ドル建て現物相場が軟調となったが、円安が下支えになった。パラジウムの商いは
成立しなかった。
 前営業日比は、プラチナ、プラチナミニが50〜24円安、プラチナスポットが47
円安、パラジウムが変わらず。
 推定出来高は、プラチナが9124枚、プラチナミニが953枚、プラチナスポット
が2067枚、パラジウムが0枚。
【プラチナは米政権の関税の行方を確認】
 プラチナ先限は4656円まで下落した。ドル建て現物相場の軟調が圧迫要因になっ
た。円相場は1ドル=156円台後半の円安に振れた。
 プラチナは米政権が関税引き上げを検討していることが圧迫要因になった。トランプ
米大統領はメキシコやカナダ、欧州、中国への関税を引き上げることを検討している。
2月1日の発動を計画しているが、交渉の余地があるのか不透明感が残っている。今夜
は世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)でオンライン演説を行う予定であり、内
容を確認したい。
【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、軟調。朝方の949.07ドルから、ドル高を受け
て軟調となった。午後に入ると、942ドル台まで下落した。
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