−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−- 海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比) NY金 2025/ 2 2,765.0 - 5.9 シカゴ大豆 2025/ 3 1,065.50 +9.50 NY銀 2025/ 3 3,084.2 -57.8 シカゴコーン 2025/ 3 489.75 +5.50 NYプラ 2025/ 4 970.4 - 0.7 NY原油 2025/ 3 74.62 -0.82 NYパラ 2025/ 3 1,018.70 +13.90 ドル・円 156.03 -0.50 *ドル・円は日本時間の午前6時20分現在。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◎NY外為=ドル円は155円台後半に反落も156円水準に戻す NY外為のドル円は戻り売りに押され、155.70円まで下落した。全体的に様子 見の雰囲気が広がる中、ドル売りの動きが広がった。ただ終盤に156円水準に戻し た。 市場は24日の日銀決定会合に注目しているが、日銀利上げはほぼ確実と見ている。 ただ、市場はそれを既に十分に織り込んでおり、次の行動に向けての植田総裁のヒント と円相場の反応に注目している。ただ、植田総裁はデータ次第の慎重姿勢を示すと見ら れており、ハト派的利上げで円高への期待も高まっていない。 円高のシナリオがあるとすれば、日銀のタカ派サプライズか、トランプ大統領の貿易 政策に絡んだリスク回避が想定されるが、あるとすれば、後者の方が可能性が高いとみ られている。 ◎NY貴金属=総じて下落、労働市場の堅調で ニューヨーク金は反落、銀は続落。 金2月限は反落。時間外取引では、ドル高を受けて売り優勢となった。欧州時間に入 ると、利食い売りなどが出たが、押し目買いも入り、方向性を模索した。日中取引で は、米新規失業保険申請件数で労働市場の堅調が示されたが、売り一巡後は押し目を買 われた。 銀3月限は欧州時間から売り圧力が高まったが、日中取引では金の下げ一服が下支え になった。 プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが小反落、パラジウムは続伸。 プラチナ4月限は小反落。時間外取引では、米国の関税に対する懸念やドル高を受け て売り優勢となった。欧州時間に入ると、下げ一服となったが、戻りは売られた。日中 取引では、戻りを売られたが、金の下げ一服が下支えになった。 パラジウム3月限は欧州時間から買い戻されて堅調となった。 ◎LME=アルミ・ニッケルは小幅続落、銅はドル安で買い戻され小反発 アルミ3カ月物は小幅続落。2628.50ドルで小安く取引を開始。その直後に、 2632ドルの高値を付けたが、銅の下落に追随し早々に値位置を落とし今月16日以 来の安値となる2605ドルの安値を付けた。買い戻す動きが見られたが、2620ド ルが上値抵抗線として意識される安もみが続いた後、終盤に値位置を切り上げ2620 ドルの抵抗を上抜いたもののプラスサイドに転じることなく引けを迎えた。 銅3カ月物は小反発。9231ドルで反発して寄り付いた。その後はアジア株安を受 けて値を落とし、今月17日以来の安値となる9142ドルまで値を落としたものの、 その後はドル安の動きもあって買い戻され引けにかけて値位置を切り上げ終盤に924 3ドルの高値を記録。高値を離れた後の下値は堅く、小高い状態を維持したまま取引を 終えた。 ◎NY原油=続落、米大統領がOPECに原油価格引き下げを要求 ニューヨーク原油の2025年3月限は続落。 ダボス会議で発言したトランプ米大統領がサウジアラビアや石油輸出国機構(OPE C)に原油価格の引き下げを要求したことが売り手がかり。「(サウジやOPECは) 原油価格を引き下げなければならない。選挙前に原油相場を低下させなかったことに驚 いている」と述べた。 ◎シカゴ大豆・コーン=反発、南米の天候不安とドル安傾向から買い優勢 大豆は総じて反発。アルゼンチンの乾燥懸念が強まる一方、ブラジルでは降雨による 収穫遅延が伝えられるなど、南米での天候不良が買い支援要因となった。また、ドル売 りの動きも強気材料視された。 コーンは期近の主要限月は反発、アルゼンチン産地全域、ブラジル産地中部の降雨過 多に対する警戒感が強気材料視されるなか買い優勢で運ばれた。また、ドル安傾向も買 いを支援。3月限は前日の下げ幅をほぼ相殺した。 MINKABU PRESS
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