−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2025/03 1,055.00 1,076.25 1,047.75 1,065.50 + 9.50 2025/05 1,066.00 1,088.00 1,060.25 1,077.75 + 9.50 2025/07 1,077.00 1,098.75 1,071.00 1,088.50 + 9.75 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比) 先物 243,266 376,691 848,661 (- 5,036) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後 4時現在の数値です。 ======================================= *米気象庁発表の6−10日予報(1月29日−2月2日) コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年並〜平年を上回る。 コーンベルト東部の気温は平年並〜平年を上回る。雨量は平年並〜平年を上回る。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 大豆は総じて反発。前日比は4.00〜9.75セント高。3月限は前日比9.50 セント高の1065.50セント。 アルゼンチンの乾燥懸念が強まる一方、ブラジルでは降雨による収穫遅延が伝えられ るなど、南米での天候不良が買い支援要因となった。また、ドル売りの動きも強気材料 視された。 3月限は1055セントで取引を開始。その後も前日の軟調な足取りを引き継いで じり安となり一時は前日の安値を下抜き1047.75セントを付けた。安値で買い戻 す動きが見られながらも欧州の時間帯を終えるまでは1054セントが上値抵抗線とし て意識される頭重い足取りが続いたが、シカゴの時間帯を迎えると急速に地合いを引き 締めて終盤には1076.25セントの高値に到達。高値を放れた後は転売に値を落と し、プラスサイドを維持したものの高値からは10セント以上値を落として引けを迎え た。 ブラジル産地およびアルゼンチン産地の天気概況は以下の通り(民間気象会社の天気 概況及び予報を要約)。 <ブラジル南部のリオグランデドスル州およびパラナ州> この24時間は北部で局地的な降雨が発生。気温は平年並〜平年を上回った。 今後は27日まで局地的〜散発的な降雨が続くだろう。気温は27日まで平年並〜平 年を上回る見込み。 少雨傾向が続いていたが、今週後半以降はまとまった雨量を伴う降雨となる見込み。 穀物にとって慈雨になるものの、大豆の収穫遅れやサフリーニャコーンの作付けに対す る影響が警戒される。 <ブラジル中部のマトグロッソ州、マトグロッソドスル州、ゴイアス州南部> この24時間は局地的な降雨が発生。気温は平年並だった。 今後は25日まで局地的な降雨となり26〜27日は散発的な降雨になるもよう。気 温は27日まで平年並の見込み。 大豆収穫が開始しており、今のところ雨量は限られているため収穫作業に大きな影響 は見られないが、1月後半から2月上旬にかけてまとまった雨量を伴う降雨が見込まれ ているため、大豆の収穫遅れやサフリーニャコーン作付遅延に対する警戒感が強まりそ うだ。 <アルゼンチン北部のコルドバ州、サンタフェ州、ブエノスアイレス州北部> この24時間はほとんど降雨は発生しなかった。気温は平年以下〜平年並だった。 今後は24日かけて局地的な降雨が発生するが25日は降雨は発生しないだろう。 気温は24日まで平年並〜平年を上回るが、25日は平年以下になるだろう。 <アルゼンチン南部のラパンパ州、ブエノスアイレス州南部> この24時間はほとんど降雨は発生せず。気温は平年以下〜平年並。 今後は24日まで局地的な降雨となるが25日は降雨は発生しないもよう。気温は 24日まで平年並〜平年を上回るものの、25日は平年以下になるだろう。 アルゼンチンでは一部で慈雨となるものの、雨量は限られたものにとどまる見込み。 東部よりも西部でまとまった雨量となるだろう。気温が36℃前後まで上昇するため、 作柄悪化が警戒される。 大豆製品は大豆油は大豆の堅調に追随高となったが、一方の大豆粕は大豆粕売り/大 豆油買いのストラドル商いが膨らむなか軟化。ただ、アルゼンチンの乾燥が懸念され、 下げ幅は限られた。 大豆粕3月限は前日比0.50ドル安の315.30ドル。 今日の材料 ・ブラジル産地南部では慈雨が見込まれるも収穫遅れやサフリーニャコーン作付け 遅延懸念が浮上。 ・ブラジル産地中部は降雨が続き生育状態は良好ながら大豆収穫やサフリーニャコーン 作付けへの影響が警戒される。 ・アルゼンチン産地中部および南部では引き続き少雨傾向。気温も上昇し穀物の作柄 悪化が警戒される。 MINKABU PRESS
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