−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2025/03 484.25 494.50 480.50 489.75 + 5.50 2025/05 493.75 504.25 490.25 499.25 + 5.25 2025/07 495.50 505.25 492.25 500.75 + 5.00 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比) 先物 506,884 503,060 1,957,551 (+ 14,907) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から 電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4 時の数字です。 ======================================= *米エネルギー省発表の週間エタノール統計(1月17日までの週) 生産量:日量109万9000バレル(前週比 4000バレル増) 在 庫: 2587万4000バレル(前週比86万6000バレル増) *米気象庁発表の6−10日予報(1月29日−2月2日) コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年並〜平年を上回る。 コーンベルト東部の気温は平年並〜平年を上回る。雨量は平年並〜平年を上回る。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− コーンは期近の主要限月は反発。前日比は0.50〜6.00セント高。3月限は前 日比5.50セント高の489.75セント。 アルゼンチン産地全域、ブラジル産地中部の降雨過多に対する警戒感が強気材料視さ れるなか買い優勢で運ばれた。また、ドル安傾向も買いを支援。3月限は前日の下げ幅 をほぼ相殺した。 3月限は484.25セントで取引を開始した後、484セントを上値抵抗線とする 安もみとなり、この中で480.50セントの安値を付けたが、シカゴの時間帯を迎え ると地合いを引き締めて終盤には494.50セントの高値に到達。高値で転売が入り 終値ベースでは490セントを割り込んだが、堅調に引けた。前日の下落をほぼ相殺し て終えた。 米エネルギー省発表の1月17日までの週における1日当たりの平均エタノール生 産量は前週比4000バレル増の109万9000バレルだった。一方、同日時点 のエタノール在庫は前週比86万6000バレル増の2587万4000バレルだっ た。 ブラジル産地およびアルゼンチン産地の天気概況は以下の通り(民間気象会社の天気 概況及び予報を要約)。 <ブラジル南部のリオグランデドスル州およびパラナ州> この24時間は北部で局地的な降雨が発生。気温は平年並〜平年を上回った。 今後は27日まで局地的〜散発的な降雨が続くだろう。気温は27日まで平年並〜平 年を上回る見込み。 少雨傾向が続いていたが、今週後半以降はまとまった雨量を伴う降雨となる見込み。 穀物にとって慈雨になるものの、大豆の収穫遅れやサフリーニャコーンの作付けに対す る影響が警戒される。 <ブラジル中部のマトグロッソ州、マトグロッソドスル州、ゴイアス州南部> この24時間は局地的な降雨が発生。気温は平年並だった。 今後は25日まで局地的な降雨となり26〜27日は散発的な降雨になるもよう。気 温は27日まで平年並の見込み。 大豆収穫が開始しており、今のところ雨量は限られているため収穫作業に大きな影響 は見られないが、1月後半から2月上旬にかけてまとまった雨量を伴う降雨が見込まれ ているため、大豆の収穫遅れやサフリーニャコーン作付遅延に対する警戒感が強まりそ うだ。 <アルゼンチン北部のコルドバ州、サンタフェ州、ブエノスアイレス州北部> この24時間はほとんど降雨は発生しなかった。気温は平年以下〜平年並だった。 今後は24日かけて局地的な降雨が発生するが25日は降雨は発生しないだろう。 気温は24日まで平年並〜平年を上回るが、25日は平年以下になるだろう。 <アルゼンチン南部のラパンパ州、ブエノスアイレス州南部> この24時間はほとんど降雨は発生せず。気温は平年以下〜平年並。 今後は24日まで局地的な降雨となるが25日は降雨は発生しないもよう。気温は 24日まで平年並〜平年を上回るものの、25日は平年以下になるだろう。 アルゼンチンでは一部で慈雨となるものの、雨量は限られたものにとどまる見込み。 東部よりも西部でまとまった雨量となるだろう。気温が36℃前後まで上昇するため、 作柄悪化が警戒される。 シカゴ小麦は小幅まちまち。期近の3月限は変わらず。3月限は前日の大幅下落の流 れを引き継ぎ一時は前日の安値を下抜いて548セントまで値を落とす場面も見られた が、大豆、コーンの上昇が手がかりとなって値を戻した。 期近の主要限月3月限は前日比変わらずの554.00セント。 今日の材料 ・ブラジル産地南部では慈雨が見込まれるも収穫遅れやサフリーニャコーン作付け 遅延懸念が浮上。 ・ブラジル産地中部は降雨が続き生育状態は良好ながら大豆収穫やサフリーニャコーン 作付けへの影響が警戒される。 ・アルゼンチン産地中部および南部では引き続き少雨傾向。気温も上昇し穀物の作柄 悪化が警戒される。 ・1月17日までの週における1日当たりの平均エタノール生産量は前週比4000 バレル増の109万9000バレル。 MINKABU PRESS
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。