ゴム市況＝概ね下落、１５１円台半ばの円高と上海ゴム小幅安が戻りの足かせ

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ＪＰＸゴムの相場表（帳入値と前営業日比）
               　ＲＳＳ３　　　　　   　        　     ＴＳＲ２０
   2025/02　　    2025/07　      2026/01       　2025/03        2026/02
　375.1  -2.8   371.5  -5.1   379.0   0.0     309.0　-3.0   310.0  - 2.0
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 　　　上海ゴム　　5月限  　17,820　　-15元　（午後3時40分時点）
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【市況】
 ゴムＲＳＳ３号は、概ね下落。上海ゴム夜間高も序盤から１ドル＝１５１円台後半の
円高で地合いを引き締める限月が目立った。前半に日中取引の上海ゴムが小幅安に軟化
したことや、円高警戒感から軟調に推移。期中７限は一時１０円超まで下落。午前中に
下値を切り上げ、正午前に５円超の下落で推移。午後は円高が１５１円台半ばまで進行
したこと、上海ゴム小幅安が戻りの足かせとなった。期近３月限のみ買い優勢。
　ＴＳＲ２０は、出来ず。帳入値は下落。

　大引けのＲＳＳ３号は、前営業日比５．１円安〜０．５円高。活発限月の７月限は同
５．１円安の３７１．５円、期先２６年１月限は同変わらずの３７９．０円、総出来高
は１０９９枚、ＴＳＲ２０は同３．０〜２．０円安。

【軟調、７月限は中立相場から弱気相場に転換を示唆】
　今日のＪＰＸゴムＲＳＳ３号は、軟調。期中７月限は午前中から売り優勢となり、一
時１１．１円安の３６５．５円まで急落。今月１４日の安値３６２．１円を試すまでの
下げはなく下げ幅を縮小。１４日間の相対力指数（ＲＳＩ）は５０水準から４５台に急
低下し、中立から弱気相場に転換を示唆。早期に２５日移動平均線が通る３８０円を回
復できるかに注目。３６２．１円を手じまいポイントにして新規買いの動きもあったも
よう。ただ戻り圧力は強い動きだった。出来高は今月３回目の１０００枚超え。

【シンガポールゴムと上海ゴム相場】
 シンガポールゴム市場は、ＲＳＳ３号は出来ず。ＴＳＲ２０は下落し、２．５〜
０．７セント安で推移している。
　上海ゴムは、小幅まちまち。中心限月の５月限は、夜間取引では買いが優勢となり、
前営業日比１９０元高の１万８０２５元で取引を終えた。日中取引に入ると、急速に上
げ幅を削り、一時小安くなったが、押し目を買われ、３５元高の１万７８５０元で小じ
っかりと午前の取引を終えた。午後に入り、売り優勢となり、２ケタ安。他限月も２ケ
タ安が目立つ。

MINKABU PRESSS

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