[今夜の視点]海外原油=反落か、戻りの鈍さは一段安を示唆

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 時間外取引でニューヨーク原油4月限は前日比0.03ドル高の66.39ドルで推
移。本日これまでのレンジは66.12〜66.57ドル。
 今晩の海外原油は反落か。下落基調のなかで戻りは鈍く、一段安を警戒すべき。関税
戦争による世界的な景気悪化懸念と需要下振れリスク、石油輸出国機構(OPEC)プ
ラスの4月からの増産開始が重しとなっている。供給過剰が意識されつつ、売りが続く
のではないか。ただ、足元の原油相場の水準は、石油企業や産油国にとって許容できな
い水準だと思われる。物価高を受けて設備投資コストが拡大する反面、原油相場が下が
り続けるなら、BPやシェブロンのように業績は悪化するしかなさそうだ。
<今夜の予定>
◆ ユーロ圏 ◆
【経済】19:00 国内総生産 2024年10-12月期確報(EUROSTAT)
◆ ドイツ ◆
【経済】16:00 製造業受注 2025年1月(経済技術省)
◆ フランス ◆
【経済】16:45 国際収支 2025年1月(フランス銀行)
【経済】16:45 貿易収支 2025年1月(INSEE)
◆ アメリカ ◆
【経済】22:30 雇用統計 2025年2月(労働省)
【経済】3/8 05:00 消費者信用残高 2025年1月(FRB)
【商品】3/8 05:30 建玉明細報告(CFTC)
◆ カナダ ◆
【経済】22:30 雇用統計 2025年2月(カナダ統計局)
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