穀物市場の焦点は、通商リスク織り込みの有無にシフトしている。11日の米農務省 (USDA)が材料視されなかった一方、月末には作付意向面積と四半期在庫の発表を 控えている。例年だと、作付け期に向けて徐々に産地気象環境に対する関心を高めてい く時期になるが、今期はそのタイミングで浮上した通商リスクの消化が最優先されてい る。小麦に関しては、産地の乾燥傾向を手掛かりとした買いも見られるが、トウモロコ シと大豆市場では米国が各国と貿易紛争を抱えつつあることが、輸出環境にどのような 影響を与えるのかが最重要視されている。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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