[今夜の視点]シカゴ大豆=作付面積縮小見通しで新穀限月は下値堅いか

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 シカゴ大豆の夜間取引は軟調。5月限は再び10ドル台を割り込んでいる。期近が上
値重くなっているが、米国産の作付面積縮小見通しがあるため、新穀限月は月末の作付
意向面積の発表まで下げにくくなりそうだ。ただ旧穀限月は小麦中心に穀物がさらに下
落すると、それに追随安となる可能性もある。

 前日のシカゴはまちまち。旧穀限月安の新穀限月高。引き続き米中まの貿易摩擦懸念
が期近限月を圧迫する一方、新穀限月は米国産の作付面積縮小見通しに支持された。
 5月限は998.25セントまで下落したが、引けは1001.25セントと10ド
ル台を回復した。

<今夜の予定>
◆ フランス ◆
【経済】 16:45 消費者信頼感指数 2025年3月(INSEE)
◆ イギリス ◆
【経済】 16:00 消費者物価指数 2025年2月(国立統計局)
【経済】 16:00 小売物価指数 2025年2月(国立統計局)
◆ アメリカ ◆
【経済】 20:00 住宅ローン申請指数(MBA)
【経済】 21:30 耐久財受注 2025年2月速報値(商務省)
【工業】 23:30 週間石油統計(EIA)

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*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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