ドル円149.10円台、日経1300円安 トランプが一転 広範囲かつ高い関税を検討、一律20%も未だ検討中

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
ドル円149.10円台、日経1300円安 トランプが一転 広範囲かつ高い関税を検討、一律20%も未だ検討中

トランプ関税による世界的な貿易戦争激化懸念でリスク回避姿勢が強まっている。時間外でナスダックは1.2%下落、NY金は史上最高値をつけている。安全資産の債券に買いが集中、米10年債利回りは大幅低下。日経平均は1300円超も下落している。円全面高でドル円は149.10円台に下落。

トランプ氏は2日の相互関税は寛大になると述べていたが、ここ数日に気が変わったようで「より広範囲の国に高い関税」を検討しているという。また、米政権は貿易相手国ほぼすべてに影響を及ぼす「最大20%」の世界的な関税を課すことをまだ検討中だという。米ゴールドマンサックスは世界的な貿易戦争激化により、米景気後退の確率を20%から35%に引き上げた。

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