ドル円1週間ぶり149円割れ、トランプ「広範囲かつ高い」関税検討 週末に気が変わったか

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
ドル円1週間ぶり149円割れ、トランプ「広範囲かつ高い」関税検討 週末に気が変わったか

トランプ関税による世界的な貿易戦争激化でリスク回避姿勢が強まっている。日経平均は一時1500円も下げた。時間外でナスダックは一時1.5%も下げ、安全資産の債券に買いが入り米10年債利回りは大幅に低下する場面もあった。

ドル指数と米債利回り低下でドルは対主要国通貨で下落しており、リスク回避の円買い・ドル売りでドル円は約1週間ぶりに149円台を割り込んでいる。

トランプ氏は「より広範囲の国に高い関税」を適用する計画を策定するようチームに指示しているという。トランプは「すべての国に対して相互関税を開始する、何が起こるか見てみよう」とも発言。先週までは相互関税は寛大なものになる、一部の国・地域は除外する予定だと報じられていたが、週末に気が変わったのか。また、米政権は貿易相手国ほぼすべてに影響を及ぼす最大20%の世界的な関税を課すことをまだ検討中だという。

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