石油市況=原油は総じて急反発、暴落後の反動高

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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東京石油の先限相場表(帳入値と前営業日比)
      東京ガソリン             東京灯油                東京原油
2025/10   90,000     ±0  2025/10   90,000     ±0  2025/09   58,340 +2,790
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15:45 現在
NY原油    夜間取引 期近 5月限 61.25 ドル +0.55
ブレント原油   夜間取引 期近 6月限 64.84 ドル +0.63
ドル・円相場 15:45 現在   147.40 円  前営業日比  2.17 円の円安
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【市況】
 東京石油市場の原油は総じて急反発。前日の海外原油先物が続落したものの、すでに
暴落していた前日の大引け時点の夜間取引と比較すると大きく上昇しているうえ、為替
も1ドル=147円台前半まで円安に振れていることに支援された。また日経平均株価
も急伸して、このところのパニック的なリスクオフの動きが一変したことも支援材料。
この日のアジアの時間帯の海外原油の夜間取引も堅調に推移している。なおドバイ原油
の現物は朝高後もみ合いで推移している。
 原油は期近の主要限月は2000円以上急伸する限月が多くなった。また引き続き8
月限から9月限への限月移行の商いも見られた。ガソリン、灯油は約定せず値動きな
し。

 前営業日比は、ガソリンが出来ず、灯油も出来ず、軽油も出来ずだが、名目値で
900円安、原油が410円安〜4370円高。中京ガソリンは出来ず、灯油も出来
ず。
 推定出来高は、ガソリンが0枚、灯油が0枚、軽油が0枚、原油が8376枚。中京
ガソリンが0枚、中京灯油が0枚。

【原油9月限は急騰後に軟化も5万8000円台は維持】
 原油は総じて急反発。国内夜間取引の序盤に付けた後、中盤にフェイクニュースで急
騰したが、その後高値から前半から反落したものの、大幅高水準のもみ合いが日中取引
の引けまで続いた。
 原油6番限の中心限月の9月限は国内夜間取引の序盤に付けた5万5670円の安値
から中盤には5万9900円まで急騰したが、その後は5万8000円台前半まで軟化
した。

【ニューヨーク原油の時間外取引は上伸】
 ニューヨーク原油の夜間(時間外取引)は上伸。5月限は午後3時45分現在、前日
比0.55ドル高の61.25ドル辺りで推移。

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