プラチナ午前=プラチナは反発、NY高と円安で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが反発。ニューヨーク高と円安を受けて買
い優勢で始まった。その後は、円安一服やドル建て現物相場の上げ一服に上値を抑えら
れた。パラジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時3分現在の前営業日比は、プラチナが79〜120円高、プラチナミニが
94.5〜108.5円高、プラチナスポットが238円高、パラジウムが出来ず。
 午前11時3分現在の出来高は、プラチナが8500枚、プラチナミニが703枚、
プラチナスポットが1705枚、パラジウムが0枚。
【NYプラチナは金堅調や株高が支援】
 プラチナは金堅調や株高が支援要因になった。トランプ米大統領は、貿易相手国に対
する相互関税について、国・地域ごとに設定した上乗せ部分を90日間停止すると発表
した。一律10%の基本関税は維持する。同時に、中国に対する追加関税を125%に
引き上げ即時発効すると発表した。
 プラチナ先限は4329円まで上昇した。ニューヨーク高と円安が支援要因になっ
た。円相場は1ドル=147円台前半で円安が一服した。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、上げ一服。朝方の935.60ドルから、936ド
ル台まで上昇したのち、上げ一服となった。
 午前11時現在、プラチナは934.30ドル、パラジウムが921.11ドルで推
移。前営業日の大引け時点はプラチナが926.12ドル、パラジウムが915.22
ドル。
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