前週は3000ドルの節目を割り込んだ後に3200ドル台中盤まで一気に切り返 し、過去最高値を更新した。4月2日にトランプ米大統領が相互関税を発表した後、マ ーケット環境は極端な混乱状態に陥り、金市場においてもキャッシュ化の持高調整が最 優先された。しかし、ボラティリティ指数の上昇が一服すると押し目買いが入り、一気 に上昇トレンドに回帰した。特に金上場投資信託(ETF)経由の買い圧力の強さが目 立った。米国債とドルが同時に売られたことで、「米国売り」の観測が浮上し始めたこ ともポジティブ。 今週も過去最高値更新が続く見通し。高ボラティティの投げ売り再開を警戒しつつ も、安全資産としての買いが優勢になろう。通商環境が急激に改善するような動きがみ られないのであれば、金市場におけるヘッジニーズは高まりやすい。特に米国債売り・ ドル売りが続くと、金相場の上昇は加速しやすい。短期トレンドを見る上では、金上場 投資信託(ETF)買いが続くか否かも重要だろう。3200ドル台定着が打診される と、上値抵抗は3250ドル、3300ドルとなる。 予想レンジは、3200〜3300ドル。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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