アジア株 日米関税協議に希望抱くマーケット、今後の参考に 米中は平行線たどる 東京時間11:04現在 香港ハンセン指数 21214.08(+157.10 +0.75%) 中国上海総合指数 3272.69(-3.32 -0.10%) 台湾加権指数 19242.65(-225.35 -1.16%) 韓国総合株価指数 2456.57(+9.14 +0.37%) 豪ASX200指数 7776.60(+17.70 +0.23%) アジア株はまちまち、イースター連休を前に積極的な売買は手控えられている。欧米やオセアニア香港など中国を除くほとんどの市場があすグッドフライデーで休場となり、 週明けもイースターマンデーで米国中国以外はほぼ休場となる。 中国は米国が敬意示せば米中貿易協議に応じると、あくまでも上から目線だ。利益が損なわれた場合は最後まで戦うと再度表明。トランプ氏も対中強硬姿勢を維持したまま、溝は埋まらず米中は平行線をたどっている。そんな中、日本がいち早く米国と関税をめぐって正式な交渉を開始する。今月中に閣僚レベルで協議を行う予定となっており、初期段階ではあるものの関税交渉の進展が期待されている。各国は日本とトランプ氏がどのような話し合いをするのか参考にするだろう、中国は別だが。 香港株は反発。きのう下落したハイテクや自動車、医療品、消費者サービス関連が買い戻されている。上海株は前営業日終値付近で推移。台湾株は1.16%安。エヌビディア株の下げが嫌気されておりハイテク関連が総じて下落している。TSMCは1.0%安、本日第1四半期決算が発表される。トランプ関税の影響で見通し悪化となれば売りが強まる恐れ。
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