●論点解説原油、米イラン協議２回目も無難に消化＝マーケットエッジ

　週末に米国とイランの２回目の高官協議が行われたが、協議の決裂には至らず２６日
に３回目の協議を行うことが合意されている。前週は米財務省がイラン産原油の購入サ
イドである中国独立系製油所を新たな制裁リストに乗せるなど圧力をかけ続けている
が、大きな混乱はみられず、イベントリスクが無難に消化されている。２２日に５月限
の取引最終日を控えて持ち高調整による不規則な値動きも警戒されるが、需給緩和評価
に大きな変化はみられない。短期上振れリスクとしては、ドル安環境の方に注意が必要
だろう。
（マーケットエッジ・小菅 努）

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