金相場は過去最高値圏での取引が続いている。直接的には中国現物需要の強さが影響 している。米中間の関税の応酬は相互関税発表前から始まっていたが、相互関税発表後 に明らかに中国市場が量的にも質的にも大きな変化を見せている。先行き不透明感もあ って、金地金の他に金上場投資信託(ETF)も積極的に買われている。 しかも、「米国売り」が新たな相場テーマとして浮上しており、通商問題=米国債売 り=ドル売りが、金投資需要拡大に直結し始めている。それにもかかわらずトランプ米 大統領は、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長に対して辞任や利下げを要求 し始めている。「米国売り」が加速しかねない状況が続いている。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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